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「萎えるぜ」——この一言が、頭から離れない。
宇宙人、幽霊、ターボババア、そして金玉。本来なら破綻しかねない要素の洪水を、サイエンスSARUの狂気じみた作画力が一本の軸として貫く。『ダンダダン』は、アニメーション本来の「動き」の魅力を思い出させてくれる、稀有な作品だ。鬼滅の刃を筆頭に、精細なタッチの額縁に入れられるような美しいカットが全盛の今、このアニメは真逆のアプローチで勝負する。静止画では伝わらない、動いてこそ輝く映像体験がここにある。
🎬 予告編
📌 この作品を3行で
この作品を3行で
- 宇宙人×幽霊×ラブコメのカオスバトル
- サイエンスSARUの「動き」が炸裂
- 第7話の感動は反則級
作品情報
- 作品名:ダンダダン 第1期(DAN DA DAN Season 1)
- 放送年:2024年
- 話数:全12話
- 制作:サイエンスSARU
- 監督:山代風我
- 原作:龍幸伸(ジャンプ+連載)
- 音楽:牛尾憲輔
📖 オカルト×青春が暴走するあらすじ
霊媒師の家系に生まれた女子高生・綾瀬桃(モモ)と、同級生でオカルトマニアの高倉健(オカルン)。「幽霊なんていない」「宇宙人こそが真実だ」と言い合う二人は、互いを納得させるため、モモはUFOスポットの病院廃墟へ、オカルンは心霊スポットのトンネルへと向かう。
だが、そこで待ち受けていたのは本物の宇宙人と、本物の幽霊だった。オカルンはターボババアに呪われ、モモは宇宙人に追われる。二人は協力して怪異と戦うことになるが、オカルンは呪いの代償として大切な「ゴールデンボール」を失ってしまう。金玉を取り戻す旅——そんな馬鹿馬鹿しい目的を軸に、壮絶なバトルと、不器用な恋愛が交錯していく。
✨ カオスなのに成立している、この作品の魅力
ここがすごい!
- サイエンスSARUの狂気じみた作画力
- 日本の都市伝説・特撮文化へのリスペクト
- 第7話の「神回」——涙腺崩壊の優しい世界
サイエンスSARUの狂気じみた作画力
鬼滅の刃、呪術廻戦、推しの子——近年のヒット作は、一枚絵として成立する美麗なカットを武器にしてきた。ダンダダンはその真逆を行く。静止画では伝わらない、「動き」そのものが魅力なのだ。
特に第7話のアクロバティックさらさら戦は圧巻。カット割りと動きの緩急が異常なテンションで畳みかけ、「編集の切れ味が凄まじい」と評される。湯浅政明が築いたサイエンスSARUのDNAが、若き監督・山代風我によって継承され、さらに進化している。音、圧、匂いまで感じる迫力——それがこのアニメの真骨頂だ。
日本の都市伝説・特撮文化へのリスペクト
ターボババア、アクロバティックさらさら、セルポ星人——作中に登場する怪異たちは、日本の都市伝説や怪談をベースにしている。「昔の定番の怪談を、あえてこういうキャラクターにしてくる」という選択が、オカルトファンの心を掴む。
そしてオープニング映像。円谷プロ『ウルトラマン』『ウルトラQ』へのオマージュが全開で、モモちゃんのイヤリングをウルトラマンの眼に見立てる演出には鳥肌が立つ。劇中BGMには『怪奇大作戦』第25話『京都買います』の音楽が流れる場面もあり、特撮世代は思わずニヤリとするだろう。日本のサブカル遺産を攪拌し、新しい形で提示する——それがダンダダンの文化的価値だ。
第7話の「神回」——涙腺崩壊の優しい世界
下ネタとカオスの嵐の中、第7話は突然、視聴者の横っ面を叩いてくる。アクロバティックさらさら——その怨霊の過去が明かされ、彼女が「優しい世界」へと還っていく瞬間、ボロボロと涙が溢れる。
「妖怪の過去が激重」という評価は正しい。だが、その重さを真正面から描き切り、感動に昇華させる演出力がある。無心で笑って見ていたら、急に心を抉られる——そのギャップこそ、この作品の真の魅力なのだ。ぶっ飛んだ設定と感動的なストーリーの共存。それはずるい、と言いたくなる。
🎭 印象的なシーン
「萎えるぜ」
オカルンの口癖であり、高倉健リスペクトの象徴。絶体絶命の状況で、照れ隠しのように吐かれるこの一言が、オタク少年の不器用な強がりを体現する。視聴後、あなたも必ず使いたくなる。
そして、モモとオカルンの「名前呼び」の瞬間。「高倉」「綾瀬」から「オカルン」「モモ」へ——たったそれだけのことが、この二人にとっては宇宙人より幽霊より大事件なのだ。恋愛が疎すぎて距離感がわからない二人の不器用さに、視聴者は悶絶する。
💭 視聴後の感情
「観れた途端にロス。ロスがひどい」——これが多くの視聴者の本音だろう。何にドキドキしていいかわからないレベルで、情報の塊が次から次に訪れる。そして全12話、一切手加減なしで最初から最後まで突っ走った末に、「ここで終わるんかーい!」という悲鳴を上げることになる。
今すぐ続きが見たい方はU-NEXTで第2期も配信中(31日間無料)。
こんな方におすすめ!
- ウルトラマン・特撮世代で、オマージュにニヤリとしたい人
- 鬼滅の刃・呪術廻戦の次を探している人
- 下ネタOKでカオスな作品を全力で楽しめる人
😅 ここが惜しい…
ストーリー全体の深みには欠ける
ここが残念…
- 1話毎の魅力はあるが、地続きの深みが薄い
- ハイテンションの連続で疲れる瞬間がある
- 第2期への引きがあまりに唐突
サクサク進むことが魅力ではある。だが、ストーリー全体を俯瞰したとき、深みはあまり感じられない。1話毎のインパクトは確かにある。ターボババア戦、アクロバティックさらさら戦、セルポ星人との対峙——どれも単体では面白い。しかし、それらが地続きに積み上がっていく感覚は薄いのだ。
また、基本がハイテンション設計なので、「ギャーギャー叫び合うのに疲れる」という声もある。静かに観たい人には向かない。そして何より、第12話の終わり方。温泉地でジジの家に向かう途中、最悪の状況で幕切れ——「ここで終わるんかーい!」という悲鳴が全国で響いた。原作販促にしても、もう少し区切りの良い場所があっただろう。
こんな方には向かないかも…
- 下ネタが苦手な人(「ゴールデンボール」連呼あり)
- 静かに観たい人(ハイテンションが基本設計)
- 重厚なストーリーを求める人
サウンドトラック購入先
- Spotify:配信あり
- Apple Music:配信あり
🎬 『ダンダダン 第1期』が好きなら絶対見るべき3選
サイバーパンク エッジランナーズ
TRIGGER制作、Netflix配信。ダンダダンと同じく「動き」に全振りしたアニメーションであり、破滅的な展開と狂気じみた作画が共通する。サイバーパンクの世界観で繰り広げられる青春と暴力——ダンダダンのカオスが気に入ったなら、これも必ずハマる。
MIND GAME マインド・ゲーム
湯浅政明の劇場デビュー作にして、サイエンスSARUの源流。「動き」の魅力、カオスな展開、人生賛歌——ダンダダンに流れるDNAの原点がここにある。アニメーションとは何かを問い直す、狂気と感動の103分。
ピンポン THE ANIMATION
湯浅政明監督によるTVアニメの傑作。卓球という題材を通じて、青春とバトルの融合を描く。独特のタッチで動くキャラクター、心を抉るドラマ——ダンダダンの「動き」と「感動」の両立に惹かれたなら、この作品は避けて通れない。
📺 ダンダダン 第1期はどこで見れる?配信状況
視聴はこちらから
- U-NEXT (31日間無料体験):見放題
- dアニメストア (初回31日間無料):見放題
- DMM TV:見放題
- Amazon Prime Video (30日間無料体験):見放題
- Netflix:見放題
📊 配信サービス比較
| サービス | 配信状況 | 無料体験 |
|---|---|---|
| U-NEXT | 見放題 | 31日間 |
| dアニメストア | 見放題 | 31日間 |
| DMM TV | 見放題 | 30日間 |
| Amazon Prime Video | 見放題 | 30日間 |
| Netflix | 見放題 | なし |
👉 各サービスの詳細な違いはVOD比較7社徹底解説を参照。
📚 原作情報
アニメ第1期は原作1巻〜4巻相当をカバー。龍幸伸による原作漫画はジャンプ+で連載中、既刊18巻(2026年2月時点)。アニメではテンポ優先でカットされた細かいギャグやキャラクターの心理描写が、原作には詰まっている。「ここで終わるんかーい!」と叫んだ人は、5巻から続きをどうぞ。
📝 まとめ
『ダンダダン』は、アニメーション本来の「動き」の魅力を思い出させてくれる作品だ。精細なタッチの美麗カットが全盛の今、あえて「動いてこそ輝く映像」で勝負する。湯浅政明が築いたサイエンスSARUのDNAは、確かにここに息づいている。
ストーリー全体の深みには欠けるし、終わり方は唐突すぎる。だが、1話毎のインパクト、第7話の感動、モモとオカルンの不器用な恋愛——それだけで、観る価値は十分にある。ターボババアに円谷オマージュ、そしてCreepy Nutsの『オトノケ』。日本のサブカル遺産を攪拌し、新しい形で提示するこのアニメは、「鬼滅の次」を探している人にこそ観てほしい。萎えるぜ、と言いながら、きっとあなたも沼に落ちる。
⭐ 作品の特徴
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 映像・作画 | ★★★★★ |
| ストーリー | ★★★☆☆ |
| キャラクター | ★★★★☆ |
| 音楽 | ★★★★★ |
| テンポ | ★★★★☆ |
うさぎ亭的おすすめ度
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆
8.2 / 10
動きの魅力が爆発する、カオスと感動のハイブリッド