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1986年公開。40年近く経った今も、金曜ロードショーのたびにSNSが「バルス」で沸く。『天空の城ラピュタ』は、そんな異常な愛され方をしている作品である。
子供と一緒に観る映画で、これほど自信を持って推せる作品は少ない。テンポの良い勧善懲悪のストーリー、魅力的なキャラクター、そして40年経った今見ても色褪せないアクションシーン。ナウシカやもののけ姫のような思想性や説教臭さがないからこそ、純粋な冒険活劇として子供の心を鷲掴みにする。ハリー・ポッターが全世界の子供の気持ちを掴んだように、この作品には今からでも世界に広められる普遍的な魅力がある。
🎬 予告編
📌 この作品を3行で
- 空から降ってきた少女と少年の大冒険
- 40年色褪せない冒険活劇の最高峰
- 子供と一緒に観るならこれ一択
作品情報
- 作品名:天空の城ラピュタ(Castle in the Sky)
- 公開年:1986年
- 監督:宮崎駿
- 音楽:久石譲
- 上映時間:124分
- 制作:スタジオジブリ
📖 『天空の城ラピュタ』のあらすじ
スラッグ峡谷で見習い機械工として働く少年パズーは、ある夜、空からゆっくりと降りてくる少女を目撃する。彼女の名はシータ。首から下げた不思議な青い石「飛行石」の力で落下を免れたのだ。シータは政府の特務機関と空賊ドーラ一家の両方から追われていた。
飛行石が導く先にあるのは、かつて世界を支配したという伝説の天空の城「ラピュタ」。パズーの亡き父がその存在を証明しようとしていた幻の島だ。シータを守ることを誓ったパズーは、彼女とともにラピュタを目指す冒険へと旅立つ。だが、ラピュタの力を狙う者たちの陰謀が、二人の前に立ちはだかる。
✨ 『天空の城ラピュタ』の魅力
ここがすごい!
- 前半の「巻き込まれ型」から後半の「対決」へ、飽きさせない構成
- ドーラとムスカ、敵も味方も魅力的すぎるキャラクター
- 破壊兵器が花を摘む――ロボット兵の二面性が胸を打つ
40年色褪せない冒険活劇の完成度
本作の構成は見事というほかない。前半は「巻き込まれ型」の展開がテンポよく進む。空から降ってきた少女、謎の飛行石、迫りくる空賊と軍隊。次々と畳みかけるように事件が起こり、観客はあれよあれよとパズーたちの冒険に引きずり込まれる。
そして後半、物語は「失われた世界が姿を現し、古代のテクノロジーをめぐって悪と対決する」という王道の展開へとシフトする。この前半と後半のメリハリが、2時間を超える上映時間を一瞬も飽きさせない。40年前の作品とは思えない。いや、40年経った今だからこそ、この完成度の高さに改めて驚かされる。
ドーラとムスカ、唯一無二のキャラクターたち
この作品を語る上で、キャラクターの魅力は外せない。まずは空賊の女頭領ドーラ。「40秒で支度しな」の一言に象徴される豪快さ、そろばんを使いこなす頭の良さ、そして「あの子は私の若い頃にそっくりだ」とシータを見守る母性。最初は敵として登場しながら、いつの間にか頼もしい味方になっている。この「憎めない悪党」の造形が絶妙だ。
そして悪役ムスカ。「人がゴミのようだ」「3分間待ってやる」など、口を開けば名言しか出てこない。インテリでクールなのに、興奮すると高笑いを始める。ラピュタ以降、宮崎駿作品にこれほど純粋な悪役は登場していない。ジブリ史上最高にして最後の「純粋悪」といっていい。
ロボット兵の「破壊と慈愛」の二面性
本作で最も心を揺さぶられるのは、ロボット兵の描き方かもしれない。地上では暴力に暴力を返す破壊兵器。だがラピュタに到着すると、その印象は一変する。
あの大きな体で小動物を慈しみ、あの大きな手で小さな花を丁寧に摘んで、主を弔う。無機質な巨体が、壊さぬよう花を扱う姿。そこには愛すら感じる。彼らが恐ろしく変貌するのは、人間のエゴに操られたときだけなのだ。この逆説的な美しさは、言葉で説明するより観てほしい。
🎭 印象的なシーン
「人がゴミのようだ」――ムスカが高笑いしながら放つこの台詞は、人間の傲慢さと狂気を一文で体現している。映画史に残る悪役の名言だ。
そしてクライマックスの「バルス!」。滅びの呪文を唱えるこの瞬間は、金曜ロードショーのたびにSNSが沸く国民的イベントと化している。作品を観たことがなくても「バルス」は知っている、そんな浸透ぶりだ。
だが個人的に最も心に残るのは、ラピュタでロボット兵が花を摘むシーン。無機質な巨体が、小さな花を壊さぬよう丁寧に摘む。亡き主を弔うその姿に、涙を禁じ得ない。
💭 視聴後の感情
観終わった後に残るのは、「楽しかった!」という純粋な高揚感だ。もののけ姫やナウシカのように、深く考え込んでしまうような重さはない。それが本作の強みであり、子供と一緒に観るのに最適な理由でもある。
何度観ても飽きない、という声が多いのも頷ける。「金ローでやってると、DVD持ってるのに観ちゃう」――そんな作品が、他にどれだけあるだろうか。
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こんな方におすすめ!
- 子供と一緒に冒険映画を楽しみたい親御さん
- テンポの良い勧善懲悪ストーリーが好きな人
- 普段は実写映画派だが、アニメにも興味がある人
😅 ここが惜しい…
キャラクターに「深み」を求める人には物足りないかも
ここが残念…
- 善人は善人、悪人は悪人として描かれ、キャラクターに複雑さがない
- 『未来少年コナン』と比べるとギャグが少なく、ややシリアス寄り
正直に言えば、キャラクターに深みを求める人には物足りないかもしれない。パズーは勇敢な少年、シータは芯の強い少女、ムスカは純粋な悪。善人は善人として、悪人は悪人として立ち振る舞い、グレーゾーンがほとんどない。
また、宮崎駿の原点ともいえる『未来少年コナン』と比べると、キャラクターがやや真面目すぎるという声もある。コナンのような「だらしなさ」や「笑い」が少ないのだ。
だが、これは欠点というより「そういう作品」と捉えるべきだろう。娯楽に徹しているからこそ、観終わった後に「楽しかった!」という純粋な感情が残る。もののけ姫やナウシカのように「考えさせられる」作品ではないが、それが逆にこの作品の強みなのだ。
こんな方には向かないかも…
- キャラクターの複雑な内面描写を求める人
- 観た後にずっと心に残る「重い」作品を求める人
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🎬 『天空の城ラピュタ』が好きなら絶対見るべき3選
風の谷のナウシカ
ラピュタの2年前、1984年公開。宮崎駿の原点とも言える作品だ。文明が滅んだ後の世界、人間と自然の対立、そして強い意志を持つ少女。ラピュタと共通するテーマを、より思想的に深掘りしている。「ラピュタは楽しかった、次はもう少し考えさせられる作品を」という人に最適。
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
ラピュタのレビューで「インディ・ジョーンズ感がある」と言われるのも頷ける。古代の遺産をめぐる冒険、迫りくる悪の組織、テンポの良いアクション。スピルバーグが監督した実写冒険活劇の最高峰だ。アニメに馴染みがない人がラピュタを気に入ったなら、こちらも間違いなく楽しめる。
未来少年コナン
1978年放送、宮崎駿初監督のTVアニメシリーズ。実はラピュタとは「時系列が繋がっている」という裏設定があり、悪役レプカはムスカの子孫とされている。「優しい性格の男の子が秘密を持った少女と出会い冒険が始まる」「敵だった者が物語中盤で味方になる」など、ラピュタの原型がここにある。宮崎駿の原点を知りたいなら必見。
📺 『天空の城ラピュタ』はどこで見れる?配信状況
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※ジブリ作品は日本国内の主要動画配信サービスでは配信されていません。視聴方法はDVD/Blu-rayの購入・レンタル、または金曜ロードショー等の地上波放送となります。
📊 配信サービス比較
| サービス | 配信状況 | 備考 |
|---|---|---|
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📝 まとめ
『天空の城ラピュタ』は、40年経った今も色褪せない冒険活劇の最高峰だ。テンポの良い勧善懲悪のストーリー、魅力的なキャラクター、そして子供の心を鷲掴みにするワクワク感。ハリー・ポッターが全世界の子供を魅了したように、この作品には普遍的な魅力がある。
一方で、キャラクターに複雑さや深みを求める人には物足りないかもしれない。善人は善人、悪人は悪人。観終わった後に「考えさせられる」タイプの作品ではない。だが、「楽しかった!」という純粋な高揚感で終われる作品は、実は貴重だ。子供と一緒に観る映画として、これほど自信を持って推せる作品は少ない。
⭐ 作品の特徴
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| ストーリー | ★★★★★ |
| キャラクター | ★★★★★ |
| 映像・作画 | ★★★★★ |
| 音楽 | ★★★★★ |
| テーマ性 | ★★★★☆ |
| 子供と観やすさ | ★★★★★ |
うさぎ亭的おすすめ度
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆
8.7 / 10
子供と一緒に観るなら、これ一択。40年色褪せない冒険活劇の最高峰。