※本ページはプロモーションが含まれています 「妻の住んでいた場所は、もう水の底だ」──16年ぶりに妻子を探しに来た男が目にしたのは、かつて人々が暮らした土地が跡形もなく消えた光景だった。 ジャ・ジャンクー監督『長江哀歌(ちょうこうエレジー)』は、世界最大の水力発電ダム・三峡ダム建設によって水没する街を舞台にした人間ドラマである。2006年ヴェネツィア国際映画祭で最高賞・金獅子賞を受賞。派手な展開は一切ない。だが観終わった後、静かに、しかし確実に心の奥に沈殿する何かがある。急速な発展の陰で切り捨てられる人々 ...