転スラ3期のヒナタはどうなる?因縁の決着から和解、会議が続く後半まで

※本ページはプロモーションが含まれています

ヒナタ戦が終わると、3期は帳簿の話になる。2期から因縁を引きずってきた聖騎士団長ヒナタ・サカグチとの決着が前半にあり、そこから先は会議と政治、そして国の経営が物語を動かしていく。

街づくりの続きとして、各国との折衝や祭りの準備まで見せてくれるところは、これはこれで楽しめた。ただ、そのぶん足どりは重い。過去のシーズンと比べると、個人的には面白さは一段落ちた。ヒナタがどうなるのか、3期はどんなシーズンなのかを、ネタバレに気をつけながら順に書いていく。

📺 『転スラ』3期はどこで見れる?【2026年10月版】

サービス配信状況無料体験
U-NEXT見放題31日間
DMM TV見放題14日間
Amazon Prime Video見放題30日間
Disney+見放題なし
Hulu見放題なし

2026年10月4日時点で、3期はU-NEXT・DMM TV・Amazon Prime Video・Disney+・Huluで見放題だ。Netflixとdアニメストアも見放題に入っているので、ほぼどこに加入していても追える。配信状況は変動するため、最新情報は各サービスの公式サイトでも確認してほしい。

👉 各サービスの詳細な違いはVOD比較7社徹底解説を参照。

観るならU-NEXTがおすすめ。31日間の無料体験があり、申し込んだその日から観られる(全26話)。解約もいつでもできる。続きの4期もU-NEXTの見放題に入っている。

『転スラ』3期をU-NEXTで観る(31日間無料)

📅 U-NEXTで今月消える作品・入る作品はU-NEXT配信カレンダー(毎月更新)にまとめてある。

📣 3期の続きは4期(2026年4月〜9月に第1・第2クール放送)だが、2期に戻る手もある。3期の会議が後始末している戦争がどんなものだったかは、『転スラ』2期のレビューに書いた。ファルムス王国との戦争と、リムルが魔王になった経緯の話だ。

🎬 予告編

この作品を3行で

  • 聖騎士団長ヒナタとの因縁に、前半で決着がつく
  • 後半の1クールは、国を開く祭りの準備と本番
  • 山場のあとは会議と経営で進む、本編24話

作品情報

  • 作品名:転生したらスライムだった件 第3期
  • 放送:2024年4月〜9月(日本テレビ系ほか・連続2クール)
  • 話数:全26話(本編24話=第49話〜第72話+閑話2話)
  • 監督:中山敦史
  • シリーズ構成:根元歳三
  • キャスト:岡咲美保(リムル)、沼倉愛美(ヒナタ・サカグチ)、豊口めぐみ(智慧之王)、前野智昭(ヴェルドラ)
  • 原作:伏瀬(漫画:川上泰樹/キャラクター原案:みっつばー)
  • 制作:エイトビット
転生したらスライムだった件 第3期 ポスター
出典:TMDB

📖 あらすじ(ネタバレなし)

魔王となったリムルは、魔物の国「ジュラ・テンペスト連邦国」を本格的に動かしはじめる。2期で戦ったファルムス王国の後始末には悪魔ディアブロが送り込まれ、国境の外では、魔物を認めない西方聖教会がテンペストへの警戒を強めていた。その先頭に立つのが、リムルと同じ日本から来た聖騎士団長、ヒナタ・サカグチだ。

互いの真意が届かないまま、ヒナタとリムルの対立は避けられないところまで進む。その決着を経て、物語の後半は「開国祭」へ向かう。魔物の国を人間の国々に向けて開き、各国の王や商人を客として迎える祭りだ。本編24話の後半は、その大半がこの祭りの準備と本番に使われている。

👥 転スラ3期の登場人物と相関図

※2期までのネタバレを含む。

3期は、魔王になったリムルの国に、八星魔王の仲間と西方聖教会の騎士たち、周辺の国々が絡んでくる。顔ぶれが一気に増えるので、3期で押さえておきたい25人と、それぞれの所属を1枚にまとめた。ヒナタとの戦いの行方や開国祭の成り行きは載せていない。

転スラ3期 相関図 魔王リムルとテンペスト幹部・八星魔王・神聖法皇国ルベリオスの騎士たち・周辺国の関係
図:うさぎ亭作成/キャラクター画像:「転生したらスライムだった件」ポータルサイト ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会(3期序盤の範囲・タップで拡大)

読み方は、左の青い枠のリムルが軸になる。下へ伸びる金色の線は、リムルの名付けと配下を表す。最初の仲間のランガ・リグルド・ゴブタ、鬼人のベニマルたち、そして2期でリムルが召喚して配下に加わった悪魔ディアブロが、この線の先にいる。国を動かす側の顔ぶれは、ほぼここに集まっている。

枠の外には、リムルを見つめる側がいる。上段はリムルと同じ八星魔王の7人で、右側の神聖法皇国ルベリオスには、ヒナタをはじめとする騎士たちが並ぶ。リムルとヒナタは2期ですでに戦っている。ドワルゴンのガゼル王とは友好宣言を交わした仲で、ヨウムは2期でリムルがファルムスの新しい王に推す計画を発表した人物だ。イングラシアのユウキは、ヒナタと同じシズの教え子にあたる。

所属名前どんな人声優
八星魔王ミリム・ナーヴァ「破壊の暴君」の二つ名を持つ竜魔人。最古の魔王のひとりで、リムルが只者でないと見抜き、自ら姿を現した日高里菜
八星魔王ラミリス精霊や妖精が住む「精霊の棲家」の女王で、魔王のひとり。羽の生えた小さな妖精の姿をしている春野杏
八星魔王ルミナス悠久の時を生きる吸血鬼族の魔王。八星魔王のひとりLynn
八星魔王ギィ「暗黒皇帝」の二つ名を持つ最古の魔王のひとり。圧倒的な力で、北の氷土の大陸を治めている石田彰
八星魔王ディーノ堕天族の魔王のひとりで、「眠る支配者」の異名を持つ小林裕介
八星魔王ダグリュール巨人族の魔王のひとりで、「大地の怒り」の異名を持つ小山力也
八星魔王レオン魔王のひとり。幼いシズを召喚し、イフリートを憑依させた福山潤
魔王リムルと暴風竜リムル=テンペスト元は会社員の三上悟。異世界でスライムに転生し、魔物の国の盟主になった。2期で魔王となり、八星魔王に加わった岡咲美保
魔王リムルと暴風竜ヴェルドラ洞窟に300年封印されていた暴風竜。リムルの最初の友人で、2期でリムルの分身体を依り代に復活した前野智昭
神聖法皇国ルベリオスヒナタ・サカグチ法皇直属近衛師団の筆頭騎士で、西方聖教会の聖騎士団長。対魔物戦闘のエキスパートで、シズの教え子のひとり沼倉愛美
神聖法皇国ルベリオスレナード「光の貴公子」と呼ばれる聖騎士団の副団長で、十大聖人のひとり。聖魔導師で、聖剣を振るう剣士としても腕が立つ野島健児
神聖法皇国ルベリオスアルノー「空」のアルノーと呼ばれる十大聖人のひとり。ヒナタに次ぐ最強の騎士と称される竹本英史
神聖法皇国ルベリオスバッカス「地」のバッカスと呼ばれる十大聖人のひとり。寡黙な大男で、神聖戦棍を得意とする飯島肇
最初の仲間ランガ牙狼族。リムルをあるじと慕い、影の中に潜んで護衛している小林親弘
最初の仲間リグルドゴブリン村の村長。牙狼族の襲撃に悩んでいた。リムルに名付けられてホブゴブリンに進化する山本兼平
最初の仲間ゴブタゴブリン村のお調子者で、やるときはやるタイプ。リムルとは立場を超えた悪友のような仲泊明日菜
武装国家ドワルゴンガゼル・ドワルゴ武装国家ドワルゴンを治める3代目のドワーフ王。英雄王とも呼ばれ、民からの信頼が厚い土師孝也
ファルムス王国ヨウムファルムス王国のオーク調査団のリーダー。2期でリムルが、ファルムスの新しい王に推す計画を発表した細谷佳正
イングラシア王国ユウキ日本から来た異世界人でシズの元弟子。イングラシア王国で、冒険者の互助会・自由組合の総帥を務める花江夏樹
テンペスト幹部ベニマルオークに滅ぼされた大鬼族の族長の息子。名をもらって鬼人に進化し、2期ではテンペストの軍勢を率いてユーラザニアへ向かった古川慎
テンペスト幹部シュナベニマルの妹で、大鬼族の姫。調理と裁縫の才能に恵まれている千本木彩花
テンペスト幹部シオン大鬼族の一族。見た目はクールビューティーだが、戦闘力は高いM・A・O
テンペスト幹部ソウエイ大鬼族の一族のひとり。常に沈着冷静で、隠密行動が得意江口拓也
テンペスト幹部ハクロウベニマルにつき従う老いた大鬼族。すぐれた剣術の使い手大塚芳忠
テンペスト幹部ディアブロ悪魔族を統べる上位魔将。2期でリムルに召喚され、配下に加わった櫻井孝宏

⚔️ 3期のヒナタはどうなる?因縁の決着から和解まで

ヒナタは、リムルの恩人シズの教え子でありながら、魔物の存在を許さない側に立つ人物だ。3期の前半は、この2人の対立をどう決着させるかに費やされる。

ただし、2人がぶつかる理由は単純な敵意ではない。間に入った者たちの思惑で、言葉が正しく届かないまま話がこじれていく。だから一騎打ちは、殴り合いであると同時に誤解をほどく場にもなっている。勝ち負けより、この因縁をどう着地させるかが前半の見どころになる。

決着のあと、ヒナタは敵ではなくなる。西方聖教会とテンペストのあいだで和解と協定の話が進み、あれほど張りつめていた聖騎士団長の別の顔が見えてくる。前半の冷たい顔を覚えておくと、その落差がよく分かる。

ヒナタは死ぬのか[ここからネタバレ]

⚠ この項は3期前半の展開に触れる。未視聴の人は次の見出しまで飛ばしてほしい。

決着がつく瞬間、仕掛けられていた罠からリムルをかばう形で、ヒナタは致命的な一撃を受ける。ただ、それで退場するわけではない。夜魔の女王ルミナスたちの手で命を取り戻し、そこから先は生きて物語に残る。「ヒナタは死ぬのか」の答えは、一度は命を落とすが、戻ってくる、だ。

📚 3期は原作のどこまで?次に観るもの

3期の24話は、原作小説でいえばおおむね7巻から9巻にあたる。西方聖教会との対立から、祭りの幕引きまでがこの範囲に入る。続きを小説で読むなら10巻から、漫画版なら27〜28巻あたりから入るとつながりやすい。

話数は1期から通しで数えていて、3期の本編は第49話から第72話。このほかに、第48.5話「閑話:ディアブロ日記」と第65.5話「閑話:ルミナスメモリーズ」の閑話2本がある。サービスによっては閑話も通し番号に含めて26本と数えるので、話数表示が本編とずれていても慌てなくていい。

3期のあとは、劇場版『蒼海の涙編』(2026年2月公開)と4期が続く。4期は2026年4月から9月に第1・第2クールが放送され、第3クールは2027年7月から。3期の最終話には、その先の話へつながる種がいくつも撒かれている。4期の前半2クールの感想は『転スラ』4期のレビューに書いた。

✨ この作品の魅力

ここがすごい!

  • 戦わなくても、国が育っていくのが見える
  • 事件らしい事件が起きない祭りを、何話もかけて楽しませる
  • のんびりした日常の裏で、各国の腹の探り合いが進んでいる
  • 2期から続いたヒナタとの因縁に、きちんと決着をつける

剣を抜かずに、国が大きくなっていく

3期のリムルたちが取り組むのは、戦争ではなく国の経営だ。闘技場を建て、祭りに来る客をどうもてなし、他国の商人とどう取引するかを詰めていく。街を作るだけだった1期から、作った街でどう稼ぎ、どう信用を得るかへと、話の中心が移っている。

ここが楽しいのは、テンペストがほかの国より一歩先を歩いているからだ。温泉があり、料理がうまく、道や設備が整っている。人間の国から来た客が驚くたびに、テンペストがどれだけ先を行っているかが分かる。1期ではゴブリンの集落だった場所だ。

魔王になったリムルが、自分で前線に立たなくなったのも3期の特徴だ。方針を決めて「やってみよう」と言えば、あとは仲間たちがそれぞれの持ち場で動く。ベニマルが軍を、シュナが料理と衣装を、ゲルドが建設を引き受ける。主人公の出番が減るぶん、1期から一緒にいた仲間たちの仕事ぶりが見えてくる。

事件の起きない祭りを、何話もかけて描く

後半の開国祭は、普通のアニメなら2話くらいで済ませる題材だ。しかも祭りの途中で大事件が起きて話が転がる、というお決まりの展開にもならない。前夜祭があり、武闘大会があり、迷宮のお披露目がある。起きる騒ぎといえば、ちょっとした乱入や、お金の流れをめぐる揉めごとくらいだ。

それで何話ももつのは、祭りの全部に「国を開く」という目的が通っているからだろう。武闘大会は魔物の強さを見せる場で、迷宮は客を呼ぶための施設として設計されている。ダンジョンなのに、客をどう楽しませるかの話が続き、ほとんどテーマパークの開園準備に見えてくる。このとぼけた温度が、3期後半の持ち味だ。

平和な顔の裏で、腹の探り合いが進む

ファルムス王国の後始末を任されたディアブロは、交渉の場を最初から最後まで自分の筋書きどおりに運んでいく。その手際は、笑っていいのか怖がっていいのか迷うほどだ。

深いテーマ

3期が描いているのは、強さを手に入れたあとの国が、周りとどう付き合っていくかだ。テンペストは、もう力で負けることはない。だから問題は、強すぎる隣人を人間の国々がどう受け入れるかに移る。開国祭は、魔物の国が「怖い隣人」から「行ってみたい隣国」へ変わるための宣伝の場でもある。穏やかな画面と、その裏の損得勘定。開国祭は、この二枚を同時に見せる場になっている。

🎭 印象的なシーン

前半の山場、リムルとヒナタの一騎打ち。互いに全力をぶつけ合う戦いで、力の差を見せつけるというより、相手の本気を確かめ合う戦いになっているのがいい。2期から続いたすれ違いが、この一戦でようやくほどけていく。

転生したらスライムだった件 第3期 第56話 ヒナタとの一騎打ちに臨むリムル
出典:TMDB

決着のあとの食卓。白米を前に、ヒナタが心から感動した顔を見せる場面がある。同じ日本から来た人間にとって、炊いた米がどれほどのものかが一瞬で伝わる。前半の冷たい聖騎士団長とは別人のようだ。敵だった者どうしが同じ鍋を囲む画面には、3期の「戦いのあと」が詰まっている。

転生したらスライムだった件 第3期 第59話「和解と協定」のヒナタ
出典:TMDB

開国祭の武闘大会。勇者マサユキは、本人の実力以上に周りに持ち上げられて勝ち上がっていく。対照的に、ゴブタは泥くさく勝ち進み、相棒のランガと一体になって勝負に出る。ところが、その力をうまく扱いきれない。強さのインフレが進んだ3期で、ここがいちばん人間くさい。

💭 視聴後の感情

ハラハラした記憶は、ほとんどない。テンペストという国がずいぶん大きくなった、という実感だけが大きい。街の経営や各国との折衝が一つずつ片づいていく様子を、これはこれで楽しく眺めていた。1期と2期で作った国の「その後」を、24話かけて見せてもらった。

3期の本編24話は、U-NEXTなら見放題でまとめて追える(31日間の無料体験あり)。

こんな方におすすめ!

😅 ここが惜しい

「転スラ3期 ひどい」で検索してここに来た人もいるはずだ。ひどくはないし、面白さもちゃんとある。ただ、ヒナタ戦が片づいたあとは剣の出番が祭りの段取りに置き換わるので、アクションを待っている人には少し退屈な時間が続く。気になった点を4つ挙げる。

最後の最後まで、会議が続く

経営や折衝を丁寧に描くこと自体は、3期の長所だ。そのぶん会議の場面が多く、テンポはシリーズの中でも遅い。前半は話し合いが続き、後半は祭りの段取りが続く。最後の最後も会議で締めくくられる。後半の1クールの大半を祭りとその準備に使う構成には、「祭りにここまで話数を使うのか」と思う人もいるはずだ。

ピンチと呼べる場面がほとんどない

1期・2期と比べて、いちばん差を感じたのがここだ。リムルという規格外の存在がいるので、テンペストは最初から他国の一歩先にいる。ヒナタ戦ですらリムルの側にはかなりの余裕があり、敵の策略もほぼ見抜いてしまう。俺TUEE作品としての爽快感はあるが、「どうなるんだろう」と身を乗り出す時間は、1期・2期と比べても少ない。

登場人物が増えて、誰が誰か追いにくい

3期では、各国の王や商人、聖騎士団の面々、新しい勇者と、一気に顔ぶれが増える。2期から間を空けて観ると、名前と所属がすぐには結びつかない。3期だけを単独で観るのはおすすめしない。せめて2期の後半は観てから入ったほうが、会議の中身についていける。

原作で盛り上がる宴が、アニメでは短い

和解のあとの宴は、食卓の場面こそ本編にあるものの、原作ほど長くは描かれない。その分は、エンディング映像で温泉や食事の様子として流れる形になった。尺の都合だろうが、原作を読んでいる人ほど「あれ?」となる部分だ。アニメだけで観ている人は気にならないかもしれない。

ここが残念…

  • 会議と祭りの段取りが続き、テンポが遅い
  • リムルが強すぎて、ピンチらしいピンチがない
  • 登場人物が増え、間を空けると誰が誰か分からない
  • 原作で盛り上がる宴が、アニメでは短く済まされた

こんな方には向かないかも…

  • 2期のような戦争と逆転劇の続きを期待している人
  • 3期から転スラを観はじめようとしている人
  • 会議や交渉の場面を早送りしたくなる人

サウンドトラック購入先

サントラは『転生したら音楽だった件3』(音楽:藤間仁)。主題歌は、OPが「PEACEKEEPER」(STEREO DIVE FOUNDATION)と「レナセールセレナーデ」(ももいろクローバーZ)、EDが「Believer」(来栖りん)と「Miracle soup」(MindaRyn)だ。

🎬 「転スラ」3期が好きなら絶対見るべき3選

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ Season1

3期のリムルは国を背負い、会議で方針を決めれば仲間が動いてくれる立場にいる。『無職転生』のルーデウスが背負うのは、自分一人の人生だ。前世の後悔を引きずったまま、行く先々で回り道をさせられ、何年もかけて少しずつ居場所を作っていく。会議で先回りするリムルを観たあとだと、ルーデウスの遠回りがそのまま物語の面白さになっているのが分かる。

👉 『無職転生』Season1のレビューはこちら

葬送のフリーレン

魔王を倒した「あと」の時間を描く作品だ。3期の転スラも、魔王が生まれ、大きな戦いが片づいたあとの国を描いている。大事件が起きなくても、穏やかな時間そのものを味わわせてくれる点で、開国祭の楽しみ方とよく似ている。日本テレビ系の金曜夜の枠で、3期の直前に放送されていたのがこの作品だった。並べて観ると、同じ「戦いのあと」でも温度がまるで違うのが面白い。

👉 『葬送のフリーレン』のレビューはこちら

Re:ゼロから始める異世界生活

同じ異世界ものでも、主人公の立ち位置が転スラと正反対の作品だ。リムルは転生した時点で規格外の力を持っていたが、『Re:ゼロ』のスバルには戦う力がほとんどない。持っているのは、死ぬとある時点まで時間が巻き戻る「死に戻り」だけ。何度も失敗し、そのたびにやり直して先へ進む。3期の転スラで消えた「どうなるか分からない」緊張を、毎話のように味わえる。

📺 配信サービス別・視聴ガイド

👉 観るならU-NEXT(31日間の無料体験あり)。各サービスの違いは下にまとめた。

『転スラ』3期をU-NEXTで観る(31日間無料)

『転スラ』3期はどのサブスクで観るのがおすすめ?

見放題のサービスが多いので、選ぶ基準は「どこで観られるか」より「何日で観終えるか」になる。本編24話と閑話2話は1話24分前後で、1日4話なら1週間ほど。この長さなら、無料体験が31日間あるU-NEXTでも、14日間のDMM TVでも期間内に収まる。

このあと4期まで続けて観るなら、同じサービスで4期も見放題かを確かめておくと、乗り換えずに済む。

📚 原作情報

原作は伏瀬の小説で、書籍版(GCノベルズ)は本編全23巻で完結している(2025年11月29日発売の第23巻が最終巻)。川上泰樹の漫画版も連載中で、2026年10月8日に第33巻が出る(その前の第32巻は2026年6月9日発売)。アニメでは短くなった宴の場面などは、漫画でじっくり追える。登場人物の多さに迷ったら、1巻から順に読み直すのが近道だ。

📱 電子でまとめ読みするならBOOK☆WALKERが初回購入50%コイン還元で安い。1巻だけ試すならRenta!の48時間レンタルが購入より安い。

▶ 続きは『転スラ』4期のレビューへ

📚 転スラは完結してる?見る順番と劇場版の入れどころ

📝 まとめ

3期で引いたのはテンポの遅さとピンチの少なさ、足したのは闘技場から迷宮まで国の経営を見せてくれたことだ。前半のヒナタ戦だけは、その足し引きの外にある山場として残る。

2期の最終話で「この国はどこまで大きくなるのか」と思った人には、3期がその答えになる。国の大きさを確かめるつもりで観れば、会議の長さも少しは気にならなくなる。戦いの続きだけを期待しているなら、ヒナタ戦のあとは肩の力を抜いて観たほうがいい。

⭐ 作品の特徴

評価項目評価コメント
ストーリー★★★☆☆山場は前半のヒナタ戦。後半は祭りが中心
テンポ★★☆☆☆会議と段取りが続き、シリーズでも遅いほう
キャラクター★★★☆☆ヒナタの変化はいいが、人数が増えて追いにくい
緊張感★☆☆☆☆リムルが強すぎて、ピンチらしいピンチがない
国づくり・経営★★★★★闘技場、迷宮、他国との取引まで丁寧に描く

うさぎ亭的おすすめ度

⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆☆☆

6.3 / 10

剣より帳簿が動く、魔物の国の開国準備

📱 うさぎ亭のショート動画

次に観る1本は、60秒で見つける

映画・アニメの「観たくなる一点」だけを1分にまとめて、ほぼ毎日出しています。まず1本、見てみてください。

ショート動画を見てみる